商業施設やビルに入っているお店であれば、お店の存在を認知してもらうために看板を掲げます。
でも屋台のように建物に入って営業をしていないお店だと、看板を固定できませんし屋台に看板を取り付けると移動をするときに邪魔になりやすいです。
そういうときには看板代わりにのれんを掲げると良いでしょう。のれんであれば、布ですからそれほど重量はなく持ち運びがしやすいですし、ホコリや排気ガスで汚れたときには、簡単に洗えます。
もし、劣化が激しいようであれば、新しいものに取り替えればいいだけです。
それにのれんであれば、店名や看板商品が覚えてもらいやすいです。
というのも、お店に入るときには、のれんをくぐらなければいけないので否が応でも視界に入ります。
何度もお店に来てくれるリピーターであれば、その回数が多くなり記憶に刷り込まれていきます。
そうなると、呑みに行きたい、食事をしたいという時にいろいろな屋台が並んでいる中で、
よく知っているお店に入ろうという気持ちが生まれます。
また、目立つデザインにしていれば、ただ目の前を通るだけでも強い印象を与えることができます。
その印象があれば、何があったときに立ち寄ってみようと思うようになります。
営業をしているのかどうかがひと目で分かる
飲食店などでは、ふと立ち寄ってみたくなったとき営業しているのかわかりにくいお店というのがあります。
営業をしているのに閉店していると思われたら、お店にとっても業績を落とすことになります。
そこで誰が見ても営業中だとわかるように、のれんを掲げるという方法があります。
のれんを営業中の目印にしておけば、客が迷うことはありません。
営業時間が終わるときには、のれんを閉まっておけば時間外の客を断りやすくなります。
このようにのれんを使うことで、お店にメリハリが生まれ効率的な仕事ができるようになります。
営業中の目印には、木の札や立て看板を使うお店もいますが、木の札であれば
近くに寄らないと目の悪い人はわかりにくいです。
それに立て看板は、通行人の邪魔になり壊されてしまう恐れがあります。
その点、のれんならば掲げるか、掲げないかで判断できるので遠くでも迷いません。
立て看板とは違い、設置場所はお店の出入り口なので通行人の邪魔になることもないです。
もし紫外線や排気ガスなどによる汚れで書かれている文字やイラストが
判別しにくくなったとしても、看板のように固定されていませんから、
新しいものとすぐに交換できます。